
花祭の紹介
花祭では一昼夜をかけて、「滝ばらい」「御神楽」「地固めの舞」「花の舞」など、さまざまな神事が古いしきたりにのっとって順番におこなわれます。
花祭の中でも特に盛り上がるのは「鬼の舞」。巨大なマサカリを手に勇壮に舞う姿は圧巻です。
そして朝方、神事の終盤ともなると、舞子が釜の中の湯を振りかけまわる「湯ばやし」がおこなわれ、花祭の盛り上がりは最高潮に達します。
花祭では、地域の人ではない見物人たちも「せいと」と呼ばれ、掛け声をかけたり舞子と一緒に体を動かしたりと、お祭りを盛り上げる重要な役目を担っています。地域の輪の中に飛び込み一体感を持って楽しめる、そんな魅力が花祭にはあります。